哲学の道

哲学の道は京都の東山に沿って流れる琵琶湖疏水の縁の小道です。東山の散歩道の代表です。京都市の川は北から南に流れますが、不思議なことに、琵琶湖疏水は南から北に向かって流れています。

哲学者の西田幾多郎が散策をしていたことから、哲学の道と呼ばれるようになったといわれています。桜のほか、アジサイやユキヤナギが植えられています。

北は銀閣寺、南は若王子神社までの間に伸びるこの哲学の道沿いには、安楽寺や大豊神社などがたくさんあります。また、コーヒーやぜんざいやお蕎麦を出してくれるお店もたくさんありますので、ゆったりと歩くのにぴったりです。

哲学の道の桜は、橋下関雪という日本画家にちなんで関雪桜と呼ばれています。大正11(1922)年に、愛妻家であった関雪とその妻よねが、桜の苗木を京都市に寄贈しました。よねの提案だったそうです。

哲学の道のそばにある白沙村荘という関雪の旧邸宅は、橋本関雪記念館となっています。この邸宅は、絵を描くための画室や池泉回遊式庭園がある国の名勝です。

関雪桜の本数は450本もあるそうです。桜の花が散ると、花びらが琵琶湖疏水の川面の上に落ちて花筏になります。鯉も泳いでいました。

花筏 大文字山の大の文字が見えます

この哲学の道から、銀閣寺、南禅寺、真如堂などいろんな名所に歩いていくことができます。