祇園白川

白川の源流は、比叡山と如意ヶ嶽の間の山麓にあります。南の方に流れてきて、四条通りの北側で鴨川に合流します。

白川は銀閣寺のあたりからずっと流れてくるので、銀閣寺の近くには白川通りという道もあります。琵琶湖疏水とともに、東山と鴨川の間に流れる水系で、水辺の景観を作っています。

京阪電車の祇園四条駅の近くの白川のほとりは祇園白川といって、散歩にちょうどいいです。アスファルトではなく、石畳になっています。伝統的建物保存地区でもあり、京都らしい風情を楽しめます。

祇園白川沿いには柳や桜が植えられて、平安時代の昔からの京都らしい光景です。めでたい日には着物を来ている人もたくさんいます。遠くに東山の山なみが見えます。

見渡せば 柳桜をこきまぜて みやこぞ春の錦なりける 

                素性法師  (古今和歌集)

この素性法師の一句は、おそらく東山に登って京都の市中を眺めながら出たものと思われます。

白川には巽橋もかかっていて、観光スポットとなっています。

巽橋のあたりには、朱色の柵があるのですが、これは辰巳大明神が横にあるからです。春はとても華やかで、はんなりした感じがします。

このあたりには雑貨屋さん、昔ながらの旅館、料亭、カフェなどなど、たくさんあります。探検して自分好みの店を発見するのも楽しいです。

春の桜のシーズンは夜のライトアップもされています。