清凉寺(嵯峨釈迦堂)

清凉寺は嵯峨野にある古刹です。浄土宗のお寺で、嵯峨釈迦堂とも呼ばれています。

大きな伽藍がたくさんあります。仁王門、本堂、阿弥陀堂などです。この地一帯は源融(とおる)が営んだ山荘の跡で、死後に阿弥陀堂が建立されていました。986(寛和2)年に東大寺のそう奝然(ちょうねん)が宋から帰国し、愛宕山に清凉寺を建立しようとしたが果たせず、弟子の成算が遺志を継ぎ釈迦堂を建てたと言います。

奝然が宋で栴檀釈迦瑞像を真似て造像させた釈迦如来像は、インド、中国、日本の三国伝来の像と言われています。

この釈迦如来立像が、嵯峨釈迦堂という通称の由来です。本堂の本尊は木造の釈迦如来立像。昭和28年に、この木造の釈迦如来像の中から絹でできた五臓六腑の内臓が見つかり、生身のお釈迦様とも呼ばれています。

阿弥陀堂は本堂の東にたっています。江戸時代の再建で、本尊は阿弥陀三尊(国宝)です。早春には阿弥陀堂の前の八重の白梅が咲きます。

三月十五日の火祭りは、京都の三大火祭りの1つです。

基本情報