両足院(建仁寺塔頭)

建仁寺の境内の東側にあります。

方丈の前に枯山水庭園と、書院の前に池泉回遊式庭園があります。つまり2種類の庭がある贅沢なお寺です。枯山水庭園は、白砂ではなく苔で覆われています。

このお寺には説明員の方がいます。池泉回遊式庭園の池は上空から見ると鶴が飛んでいるような形をしているという説明を受けました。かなり広いので注意して見ないと気づくことはできないでしょう。築山は亀を表していて、鶴と亀が庭にいる、吉祥のお庭です。

半夏生(ハンゲショウ)がある梅雨から夏には庭の中を歩いて巡れます。半夏生は葉の先が白くなる植物です。祇園の舞妓さんが半分の化粧をしているというのに掛けています。冬には半夏生は根っこを残して姿がなくなってしまう事もあり、庭を見にくるお客さんは少なくなります。池のほとりに2つの茶室まであります。

このお寺では襖絵で仏教のお話がわかります。たとえば、子供時代の道元が普賢菩薩を表している白象を綱で引っ張っている様子を描いた襖絵や、獅子を表す文殊菩薩の襖絵などがあります。中国から饅頭(まんじゅう)が日本に渡ってきた経緯を描いた襖絵もあります。私は両足院の襖絵を見て、仏教にとても関心を抱きました。

毘沙門天が祀られていて、狛犬ではなく阿吽の虎がいます。

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