妙法院

智積院のすぐ北、京都国立博物館の東側にあり、東大路通に面しています。

普段は非公開ですが、特別公開の時に参拝することができます。

とてもきれいな寺院です。天台宗の門跡寺院です。三千院と青蓮院を合わせて天台三門跡といわれます。

三十三間堂と同じく、後白河法皇によって造営計画がなされました。現在も、三十三間堂の本坊になっています。

庫裏(くり)が国宝になっています。庫裏というと、台所という意味です。秀吉が、大仏殿で千僧供養を行った際、炊き出しに使われた台所です。

庫裏の野天井は組み合わさった木の迫力があり、見事です。少し湾曲した太い丸太がたくさん使われています。縦横に走る太い丸太が組み合わさり、その上に細めの組み木を重ねて、上の方は煙が出るように風通しの良い吹き抜けになっています。庫裏内部の撮影はできませんが、外からなら撮影して構いません。

庭園の奥にある小さな本堂は普賢堂と呼ばれています。普賢菩薩を祀っていて、象に乗った穏やかな女人の顔をした普賢菩薩を拝観できます。この本堂の天井には江戸時代の伝説の画家、調子武音の書いた龍が描かれています。龍は火災から守るために描かれたと考えられます。

大書院には、桃山時代の襖絵があります。前庭にはひょうたんの形の池などがあり、秀吉に関係があると考えらます。

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