建仁寺

祇園の南隣りに京都最古の禅寺である建仁寺があります。建仁寺は、臨済宗建仁寺派の大本山です。山号は東山です。

四条通りから南に曲がって、芸妓さんや舞妓さんが行き交う賑やかな花見小路を南に歩いてゆくと、建仁寺の門が見えてきます。

建仁寺の建物に入ると、栄西禅師が説いた「大いなるかな心(しん)や」、人の心は本来自由で大らかであるという額があります。栄西は“えいさい”ではなく、“ようさい”と読むそうです。

俵屋宗達の傑作である風神雷神図屏風(紙本金地着色風神雷神図)を見ることができます。これは国宝になっています。

お土産ショップの先の、木の廊下を歩いてゆくと◯△□乃庭という庭と、潮音庭があります。◯△□乃庭は小さな枯山水のお庭です。

潮音庭は木の廊下で四角く囲まれた庭で、苔や楓といった木々が植えられています。潮音庭は廊下を歩きながら、あるいは縁側に座ってゆっくりと眺めていられます。とても居心地が良いです。潮音という文字から、海を連想させます。秋は紅葉が綺麗になります。

方丈の南側に広がる大雄苑(だいおうえん)の枯山水の前庭は、海辺に白波がたくさん寄せて来ている模様を白砂で表現しています。つまり大雄苑は、「大いなるかな心(しん)や」の通り、海のように大きい心を表しているようです。方丈の襖絵に雲龍図、花鳥図、竹林七賢図があり、これは海北友松によって桃山時代に描かれました。

方丈からスリッパを借りて法堂(はっとう)に歩いて行きます。

法堂の天井画の双龍図は小泉淳作によるもので迫力があります。龍が二頭います。

栄西は禅のほか茶も日本に伝えたとされ、茶の木がいたる所にあります。白い花をつけています。

繁華街からアクセスもよく、すぐ立ち寄れる大きなお寺です。町の真ん中にあるのにとてもリラックスできます。大雄苑の前に「ここで寝転ばないでください」という注意書きがありました。

基本情報

よみがな けんにんじ

アクセス  京都市営バス「東山安井」より徒歩5分・市バス「南座前」より 徒歩7分・市バス「祇園」より徒歩10分

拝観料  大人 500円 高中300円 小200円

拝観時間  10:00〜17:00

休日   4月19日・20日、5月15日、6月4日・5日、11月15日拝観できません。詳しくはホームページを参照してください

住所 京都市東山区大和大路通四条下る小松町

電話 075-561-6363