平野神社

平野神社といえば桜の名所です。

たくさん桜が植えられているので、春に訪れるのが一番いいです。

桜に囲まれたこの鳥居は、平野神社の東側にあります。上七軒や北野天満宮から歩いてきますとここに着きます。

平野神社は延暦13(794)年の平安遷都とともに平城京からこの地に奉遷されたとても古い神社です。平安時代から桜がこの地に植樹されてきました。

御祭神は今木皇大神(いまきのすめおおかみ)、久度大神、古開大神、比賣大神です。今木皇大神は源気新生、活力生成の御神徳があります。久度大神は竃(かまど)の神で健康や生活安泰、古開大神は邪気をはらう平安の神、比賣大神は女性の護りと生産の神です。

春には枝ぶりも、花弁の着き具合も、開花のタイミングも異なる60種類ほどの品種の桜を見ることができます。品種名は白妙、おけさ、衣笠、一葉、寝覚、胡蝶、平野妹背などなど。御衣黄のように緑色の花弁をもつ珍しい桜もあります。平野神社発祥の桜もたくさんあります。

魁桜

ひときわ目立つ枝垂れ桜は魁桜という名前で、平野神社にある桜の中で春になると真っ先に咲く桜です。ソメイヨシノよりも早く、この桜が咲くと、都のお花見が始まるといわれています。

平野神社の神紋は5枚の花弁の桜です。

平野神社の神様のお使いはリスであったとされています。昔はリスが桜の木々を走り回っていたのかもしれません。

寝覚

中門をくぐった右手に、白い花の開花とともに緑色の葉が芽を出す桜があります。これは寝覚(ねざめ)という品種です。清涼感があって、冬の長い眠りから覚ましてくれるような桜です。

寝覚

奥に本殿があります。

紅白幕で囲まれた桜苑に入ると、桜が満開です。ソメイヨシノのほか、山桜や大島桜もあります。菜の花の緑と黄色、そして桜の桜色が織りなす景観は見ごたえがあります。

夜はライトアップされ、江戸時代から親しまれた夜桜を楽しめます。

毎年4月10日に桜花祭が行われます。神幸列が氏子地域を巡行します。

桜の時期に来ることができたら、心ゆくまでのどかな春の一日を味わえます。早咲き、遅咲きありますので1か月半ほど楽しめます。