2月9日の日曜日、伏見稲荷の初午(はつうま)大祭にいきました。この初午大祭は、和銅4年(711年)2月初午の日に、稲荷山の三ヶ峰にお稲荷様(稲荷大神)が来られたのが2月の初午の日だったことにちなんだお祭りです。初午の日とは、2月に入って、干支の午(馬)に当たる最初の日のこと。古い伏見稲荷大社の創建にちなんだお祭りです。

伏見稲荷大社に着いたのは午前中でした。寒かったので、小雪がちらついていました。積もりはしないものの、冬らしくて嬉しかったです。暖冬で、福岡などでは初めて雪の降らない冬が来たか、という報道もありました。地球温暖化のためでもあるのでしょう。2020の2月、初午の日には写真の通り雪が降っていました。

馬という生き物は古墳時代に日本に来たそうですが、神様の乗り物とされていて、神社には馬を奉納する習わしもありました。これが簡略化されて絵馬になっています。その他、馬は農耕にも大活躍するので、縁起のいい生き物とされています。平安時代にはすでに初午の日には稲荷神社に参拝する習慣があったそうです。

社には「青山飾り」がたくさん付けられています。これは午の日の2日前の辰の日に稲荷山の杉と椎の枝で作ったものです。

初午大祭は商売繁昌、家内安全を願う人々で大変な賑わいになっています。縁起物である「しるし(験)の杉」が授与されます。平安時代の人々は、熊野詣の帰りに伏見稲荷大社に立ち寄って、杉の小枝をいただく習慣があったそうで、ここからこの「しるしの杉」が生まれたとされています。

本殿では願い事のある人々のご祈祷が行われました。寒い中ですが、大変長い間行われていたのが印象的でした。

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