今年の節分には吉田神社に行ってきました。吉田神社の参道に節分の頃にお店が並んでいるのは知っていましたが、取材するのは初めてです。

調べると50万人の人が集まるということで本当なのかなあと思いながら行ってきました。いつもはただの道なのに、今日は多くのお店が並んでいます。子供連れもたくさんいます。

吉田神社の境内には火炉祭執行という太い字が書いてあり、お供え物がたくさんあります。明日は火を着けるのでしょう。

300円の福豆というものがあって、買うと番号のついたおみくじになっています。約一週間後に当選番号が発表されます。京都中の会社がいろんな景品を出していました。私がアルバイトしていたお店の景品もありました。

今日は2月2日、夕方6時になると追儺(おにやらい)というものが始まります。それまで時間があるので境内の散策を始めました。末社がたくさんあります。

特に面白いのは、菓祖神社です。お菓子の業界から信仰を集めているそうです。抹茶パフェのおいしい八坂神社前の祇園小石の献灯もありました。確か豆茶とおっしゃっていたと思います、お茶とお茶菓子をいただきました。

吉田山をさらに登って大本宮というところに着きました。吉田山は神楽岡といい神様がたくさん宿っているそうですが、それがここなのでしょうか。全国の神々を祀っています。列に並ぶこと30分程度で中に入ってお参りしました。

大元宮のお参りのあと、吉田山の山頂に行きました。夕暮れ時です。山頂には公園があり、その横に竹中稲荷神社があります。その参道に列が出来ていたので何事かなあと思っていると。

なんと、なんと、追儺(おにやらい)の鬼が出てきました。それだけではなく、ボーーという法螺貝を吹く人を先頭にして、たいまつを掲げる少年たち、それを見守る警察官やカメラマン。意図せずして大事な場面に遭遇しました。山頂にある公民館のような建物の中で、節分祭の段取りを整えて、着替えていたのです。

たいまつを持っているのは地元の少年たちでしょう。法螺貝を持っている少女たちも楽しそうでした。たいまつが過ぎてゆくと、赤鬼、青鬼、黄色い鬼の順番で登場です。

大人は笑いをこらえるほどですが、子供は泣いているのもたくさんいます。迫力があります。金棒を振り回すんですから。

鬼は吉田山の山頂から東側の中腹にある吉田神社の境内まで降りて行きます。これは人気出ると思いました。毎年行きたくなります。この地域の人たちが集まって、世代を超えて劇を作り上げているような感じです。鬼が目の前を通り過ぎると、それについて行って吉田神社の境内に向かいます。

境内に到る道中は両側にお店が並んで、人々も注目しています。親に抱かれた子供たちはびっくりしています!なんだか子供の気持ちも伝わってきます。親に連れてこられたと思ったら、夜になって、山中で、鬼が出てきているんですから、泣いてしまいます。鬼は子供に近づいて怖い声も出しています。

吉田神社の境内の中でこれから追儺、本番が始まるはずですが、人が多過ぎて、もう行けませんでした。また来年に来たいと思います。今日も間違いなく数十万人は来ているのでしょう。段差でこけたら事故にも繋がりますから、人を押さないようにして、ゆっくりと下山しました。さすが室町時代から続いている吉田の節分祭です。この祭りは永遠に続いていくでしょう。

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